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〈ナミヤ雑貨店の奇蹟〉


ナミヤ雑貨店の奇蹟ナミヤ雑貨店の奇蹟
(2012/03/28)
東野 圭吾

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東野圭吾さん作品は一度「ガリレオ」を読んだきりです。
読んだきり・・・だったはずなのに、
読書記録に残ってないってことは、
途中まで読んで挫折した・・・んやと思う(汗)

けど、東野圭吾さんは有名なんで、いつかは読んでみたい~、
と思ってたんで、図書司書の方にオススメを聞いたら、
この本を薦められました(^ー^)

薦められて正解~!!
面白かったです!!
えっ!?こんな本、書く人やったんや!?
と、目からウロコというか、今までちょっと色眼鏡で見てたんかな!?
と反省しました。
サスペンスというか、ミステリー色が強いイメージがあったんで、
この本を読んで、めっちゃうち好みでビックリした(笑)

題の通り「ナミヤ雑貨店」の奇蹟の話。
ある家に泥棒に入った3人組が、車を盗んで逃走したまでは良かったんやけど、
車が動かなくなったんで、仕方なしに廃屋になっている家に侵入し、
そこで一夜を明かす・・・。
その廃屋が「ナミヤ雑貨店」。

3人が息を潜めて、人の住まなくなってだいぶ経っていそうな家にいると、
人の気配もないのに、シャッターの新聞受けから手紙が投函される。
その手紙は、ナミヤ雑貨店の店主のじいさんが、
生前に「悩み」の相談をうけていた時の手紙で・・・。

3人はなんだかんだで(笑)相談の手紙に返事を書くんやけど、
それが面白い!
ズケズケ本当のことを言うから、相談者は戸惑う。
えっ!?ナミヤ雑貨店の店主ってこんなこと言うの!?
腹が立つ!・・・けど、正論・・・。

時間軸が違ってて、不思議な時代の交差があって、
いろんな伏線が最後にきっちり収集されるところはさすが!!
読んでいてスッキリしました(^ー^)

悪い人が誰も出てこない、ゆうんと、
やっぱり最後のハッピーエンドな感じが、
めっちゃうち好みでした♪
ほかの小説もこんな感じやったら、東野圭吾さん、ハマりそう!
「ガリレオ」シリーズはなんか読む気にならんのやけどね・・・。
頑張ってチャレンジしてみます!
今回みたいに、新しい扉が開くかも!?

〈小説 18〉
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