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〈鈴の神さま〉


鈴の神さま (一般書)鈴の神さま (一般書)
(2012/07/14)
知野 みさき

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図書館の司書さんにオススメしてもらいました。

当たり!
面白かったです!!(^ー^)♪

豊かな自然に恵まれた山間の小さな町、高野町。
四国が舞台・・・となってますが、
特定の場所は書いてなく、方言もキツくないんで
詳しくはわからんのやけど、
のんびりとした南国の空気はすごい伝わってくる。

この話は高野町に住む鈴の神さまを、
「見ることのできる」人たちの話。
全部が短編で、題の副題に「1996年 春」のように
年号が書いてあって、その年の高野町にいた人が、
ひょんなことから小さな(5歳くらいの)男の子と出会う。
男の子の名前は「安那」といい、お供の狐目の青年は「楓」。
安那様は鈴の神さま・・・なんやけど、全然神さまらしくない。
千何百歳らしいんやけど、子どものままの姿で、
かわいくって、甘いお菓子が大好きで、
お目付け役の楓の目を盗んで遊び回るのが大好き。
鈴の神さまが見えるのはほんまにごく限られた人だけなんやけど、
町のみんなはなんとなく、
この町は鈴の神さまに守られてるんやなぁと感じている。
何かをしているわけじゃない、ただ「ある」だけなんやけど。
変わらず「ある」だけで、その土地を守っている。

「1945年 夏」など、戦時中の話もでてくるんやけど、
戦争中の悲しみなんかもちゃんと感じれるのに、
鈴の神さまの存在に救われる。
ほろり・・・ときます。

どんな人がこの小説を書いてるんやろう??と
思って裏書を見たら、この小説がデビュー作!!
2010年に書いて、2012年に角川春樹小説賞を受賞して
この本が発行されたみたい。
年齢はうちより5歳年上の41歳。
これからが楽しみの作家さんです(^ー^)

                  〈小説8〉
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