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児童書《39》


火のくつと風のサンダル (子どもの文学―青い海シリーズ)火のくつと風のサンダル (子どもの文学―青い海シリーズ)
(1997/08)
ウルズラ ウェルフェル

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子どもの寝る前の読み聞かせに最適の本です(^-^)

最初、「モモ」を読み終えた後に嬉しくて、
さっそく「はてしない物語」を借りて読んだけど・・・。
まだ少し難しかったみたい(涙)
「はてしない~」は最初、いじめられっこの男の子が
一冊の本を手にして、本の中の物語に引き込まれて、
実際にその世界の救世主になるっていう、
ワクワクする冒険談。
けどちょっと長いのと、引き込まれるまでに
いろいろ説明(ファンタジーエン国の危機の説明とか)が
あるから、入り込むのに時間がかかるかも(汗)

その点、この「火のくつと風のサンダル」は、
字の大きさも物語の長さもamaneにちょうどやったかも。

この物語も、いじめられっこの男の子が主人公。
デブでチビの小学一年生の男の子、チムは、
いつも誰かにからかわれてばかり。
気が強いから、言われても言い返すから、
いじめられっ子、ってゆうんとはまた違うかも?
家に帰ると、靴職人のお父さんがいて、明るいお母さんがいて、
いつも家族は暖かい。
だから、もちろん家族に不満なんかないんやけど、
チムはいつも、僕がデブでチビじゃなかったらなぁ、とか、
お家が金持ちだったらなぁとか、~だったらいいのに、と思っている。
もうすぐ7歳の誕生日にも、いったいどんな
(すごい)プレゼントがもらえるんだろう!ってワクワクしてる。
でも、朝起きてみると、もらったプレゼントは一足の靴。
靴職人のお父さんが作った赤い靴と、
お母さんが作ったリュックサックが一つ。
・・・ちょっと、がっくりきたチムやけど、
そこでお父さんは高らかに宣言する。
「お前は今日から火の靴チムだ!」と。
もうすぐ来る夏休みに、
4週間父さんと一緒に冒険の旅に出よう!
家々を回って靴の修理の仕事をしながら旅をする。
これは昔お父さんが実際やっていた仕事なんやけど、
それにチムも連れて行ってもらえることに!!
チムはめっちゃくちゃ喜ぶ。
都会に住む七歳の男の子にとって、旅行ってだけでもすごいのに、
4週間も家を出て、冒険の旅に出るなんて!!

この本のすごいところは、
ほんまに両親が愛情いっぱい息子のチムを育てているところ。
7歳って年齢はそうなんかもしれんけど、
チムにとって父親(ここでは風のサンダルと呼ばれてる)は
絶対の信頼と安心を与えてくれる相手。
母さんは家で留守番をしてるんやけど、
彼ら2人にとっての安心の場所。帰る場所。

風のサンダル(くどいですが、お父さん)は、
けっして火の靴チムを甘やかさない。
チムがなにか文句を言うだびに、
こんな話を知ってるかい?むかしむかしね・・・、と
物語を語ってくれる。
あきらかに作り話の、ちょっと教訓めいた話なんやけど、
チムは現在の自分に置き換えて、ちょっと反省する。
風のサンダルは、彼(チム)を指差して説教することは絶対しない。
ただ、優しく語り掛ける。

チムはたった4週間ではチビでデブなんが変わるわけじゃないんやけど、
自分のことがもう嫌だ、とか、もっと○○だったらいいのに~とかを、
もう言わない!!と約束する。

ほんまに素敵なお話です(^-^)
うちはこの本は、まだ母親になる前に読んで感動したんやけど、
こうして娘が生まれて、読み聞かせることが出来て、
なんかまた別の感想というか・・・こうありたいっていうか、
気持ちが芽生えました。
ぜひ!おススメです♪
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