スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小説/37

しゃばけ
畠中 恵 著

しゃばけ

時代小説です。
・・・けれどファンタジー小説です。
「日本ファンタジー大賞優秀賞受賞作」!!
と、書いてあるんですが、はて?
江戸が舞台の、妖怪やら鬼やら神様やらが出てくると
時代小説でも『ファンタジー』になるんですね(笑)

江戸の大店の若だんなとそれに仕える妖怪たちの話なんですが、
主人公の若だんなは体が弱くて、いつも寝込んでばかりいる。
その若だんなが事件に巻き込まれて
(というか、結局若だんなが中心の事件だったんやけど)
寝込みながら、倒れながらも事件を推理、解決していく話しでした。

感想は・・・面白かったです!!
評判もすごく良くて、友人も前から薦めてくれていたのですが、
評判どおり、とても楽しく読めました。
時代小説だからといって難しい言葉を使っているわけでもなく、
むしろ江戸時代の商人の暮らしや風習がわかって、勉強になったり。

この話に出てくる妖怪たちは、怖くない。

本文に
「大概の妖は、凶暴じゃぁありませんよ」
という妖のセリフが出てくる。
その後に若だんなが苦笑して
「誰も妖全部が粗暴だなんていってない、ただ善悪の基準が、人と違う」
と続くんですが。
この言葉が、この小説の良さを表しているように(勝手に)思います。

この話に出てくる妖怪たちは、甘いものが好きで、お酒が好きで、とても陽気。

こんな小説に出会ったことがなかったので、
目から鱗、本当に面白かったです。

作者は若い女性の方なんですが、
時代小説なんで、世代関係なく楽しめると思います。
スポンサーサイト

小説/36

荒野
桜庭 一樹 著

荒野

いつも通っている図書館のお姉さんの薦めで
初めて桜庭さんの小説を読みました。
芥川賞も取っているらしいのですが、この小説は違います。
青春?小説。
少女、荒野が13歳から16歳にかけて成長していく物語。
成長・・・といっても少女から女になる・・・わけでもなく、
ただ、恋を知らなかった少女が、恋を知る。
大人になりたくない、と思う。
なんだか胸の奥がじんわりしてくるお話しです。
私にもそんな時があったなぁ・・・と。

あれ??前回の「砂漠」(by伊坂幸太郎)でもそんなことを思ったぞ。

なんか怒涛のような推理小説や冒険小説、恋愛小説も
面白いんだろうけれど、こうゆう少し昔を回顧できるような、
なにげない日常の小説って、胸が温かくなります。
もちろん、桜庭さんも伊坂さんもスゴイ小説家なので
「何気ない」話しばかりは書いてないんですが。
一人称で(本人が語り手で)話は進んでいくのに、ちっとも飽きない。
ケータイ小説、というのが最近人気で、女子中高生や若い女性に
人気なんですが、・・・読んでないので断定は避けますが、
小説って、やっぱり表現力というか、
なんでもない空気を文にする力、というか、
そういうものを字にして文にするから「小説家」は凄いんだと思う。
けれど、ケータイ小説はなんだか日記のような、
ただ心情を暴露しているだけ、のような気がして
読む気になれない。
・・・ただ津波のような恋愛に自分がついていけてないだけかも
しれませんが・・・。

なんだか本筋からずれましたが・・・。
面白かったです。
芥川賞作品含めて、他の小説も読みたいです。

ところで、この方は男性??女性??
名前が「一樹」なんで、ずっと男性だとばかり思っていたけれど・・・。
あまりに少女『荒野』の内面が凄く良く書かれていたので、
もしかして女性!?と思ったんですが。
・・・ネットで調べたらわかるかもしれないけれど、
あえて調べないでおきます(笑)
それもそれで、わかったときが楽しみです☆

小説/35

砂漠
伊坂 幸太郎 著

砂漠

この小説は主人公・北村の大学生活を描いた話です。
なので四年間で終わります。
読後ははっきり言って
もっと読んでいたい!!
4年なんて短すぎる!!
と思うくらい。面白かったです。

内容自体は友情の事や恋愛、麻雀、ちょっとした事件や事故
などです・・・友情のほうが強いかな?
冷静でちょっと高みから物事を観察しがちな
主人公が、友人4人(彼女を入れたら5人)と出会って
少しずつだけど変わっていく。

普通の青春小説かな、と思わないでもないんやけど、
何気ない布石が後からパチパチとパズルのピースが
当てはまるように完成されていく。
さすが伊坂さん!!
と脱帽します。

自分の大学生活なども思い出されて懐かしく、
とても面白く読めました。

完成!!

夏に体験で陶芸をさせてもらったんですが、
先日、焼きあがりました、との連絡をもらったので
取りに行ってきました!!

080101303.jpg
   焼き上がり前

08101302.jpg
    完成!!

色は見本を見て、こんな感じ??と指定したのですが、
やっぱり出来上がりを見ると、
・・・失敗したかな・・・。もっとこんな色のほうが良かった??
と、思いもしたのですが。
まぁ、これはこれでアリかな、と。
なんにせよ、初めて自分で作った器は良いものです。

今日の朝に米のとぎ汁を用意して漬け込み、
処理(?)もバッチリ!!
さっそくカツオのたたきを小皿に分けていただきました。
美味しかったです~(^-^)☆

娘も作ったのですが、おもちゃ??というか、
実用性のない飾り、というか。
けど、小さい星の形の焼き物に、ウインナー乗せる!!
と喜んでました。
また行きたい、とも言ってたんで、
今度は子ども主体でやらせてあげたいなぁと思いました。

小説/34

夜叉桜
あさの あつこ 著

夜叉

あさのさんの成人向け(?)時代小説です。
この本は二冊目になるんですが、
一冊目「弥勒の月」は私は2006年に読んでます。

弥勒

時代小説。
江戸時代の、同心と岡引が事件を解決する
時代劇風小説・・・だと思ったら大間違い。
確かに主人公は親の跡を継いだ同心で、
事件が起こり、それを解決させるんやけど、
あさのさんがそれだけで終わるわけがない。
この同心が曲者で、冷酷無比というか、抜き身の刃というか、
対峙する人間の心をばっさり切ってしまう無常さがある。
第二の主人公(?)は、一冊目では被害者の夫である
小物問屋の若主人。結婚する前までは武士だという
この男の過去は謎で、けれど魅力ある人物。
過去を捨て、商人として生まれ変わろうとした矢先に
妻に先立たれ、同心の信次郎と出会う。

あさのさんの凄いところは、出てくる男性の魅力である。
児童小説の頃から中学生だろうが高校生だろうが
男の子は魅力的で、一般小説の方に行ってからは
さらに妖しさと色気が加わって、すごい事になっている。
(と、私は思う。・・・本当に色っぽい!)
その人物に好感が持てるか、だとか、顔がきれいだ、だとか
(小説だからイメージですが)そんなのは全然なく、
ただ、目が離せない魅力がある。
今回その読者の代わり??をしてくれるのが
岡引の伊佐治。
親父は優しくて頼りになって、ただの町人の岡引にまで
目をかけて下さる方だったのに、息子ときたら・・・。
と、正反対の信次郎の内心が読めず、
いつ離れようと思うのだけれど、目が離せない。
ついて行きたくなる。
そんな感じで物語のほうもどんどん吸い込まれていって
途中で止められなくなる。

時代劇、とは一風変わった、あさのさんならではの作品世界が
思う存分楽しめます。

注意点は、一巻「弥勒の月」で読み終えないこと。
続きがすっごく気になります。
けれど二巻だからって別の話で、別の事件が発生するので
一巻の謎(?)が解決されるかといえばそうでもないので
次回三巻が出るのを今か今かと待たなければなりません・・・。
けれど「弥勒の月」よりは読後感はいいかな?
ぜひセットで読む事をオススメします(^-^)☆

62歳

うちの母が昨日誕生日を迎えました。
プレゼントはもうすでに渡していて、
さて、当日は何をしようかな??と考えていたのですが・・・。

あれ!?ケーキがない!!

と気がついたのは仕事が終わって岐路につく頃。
近くに美味しいケーキ屋さんがあるわけでもなし・・・。
そうだ。娘が最近料理を手伝うのがスキだから、
一緒にケーキを作ったら娘もばぁちゃんも喜んで
一石二鳥かな、と思い(笑)
スポンジだけ近所のパン屋さんで購入して
上の娘と2人でケーキ作り・・・というか、
デコレーションをしました。

残念!写真を撮るのを忘れてた(涙)

なんとか上手に作れて、夕飯後に実家に持っていく事に。
実家に着くと、娘にケーキを持ってもらい、
ローソクを立てて私が急いでばぁちゃんのいる台所の電気を消し
準備完了!!
ばぁちゃんは台所の片づけをしていたのですが、
何事が始まるのかと思ってビックリ・・・。
娘らがケーキを持ってきて初めて
「あっ!!わたしの誕生日!?」
と気がついたらしいです(笑)
じいちゃんもその場にいたのですが、
10月になったなぁと認識していたのに(しかも夫婦揃って)
1日の誕生日の事実だけ忘れていたらしく・・・。

まぁ、作戦成功なんで良しとします(^-^)☆

ケーキも美味しく出来て、喜んでもらえたので良かった☆

誕生日おめでとう!!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。