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小説/28

ガールズ・ブルーⅡ
あさの あつこ 著

ガールズ

本当に、この人の(著者の)頭の中はどうなってるんだ!??
と、いつも不思議に思う。

理穂という高校3年生の女の子が一人称で
ちょっと頭が悪くて、明るくて、おしゃべり大好きで、
イマドキの女の子。

私の頭がもう、すでに十何年も前の気持ちを忘れ去ってるのに
あさのさんの頭の中は、本当に、鮮やかに十代の心を
描き出している・・・と思う。
(私が十代の気持ちを忘れたので断言は出来んが・・・)
それぐらい爽やかで、真面目で、日々一生懸命に生きてたなぁと
いうことが思い出されて、なんだか気恥ずかしくなるくらい。

この人の小説がドラマ化、映画化など映像化されてるけれど、
どうなんだろう、といつも思う。
なんとなく、面白くないんじゃないか・・・と思って見ないでいる。
小説がほんとに面白くて、こんな世界観をきちんと映像化
出来るなんて、信じられない、というのがある。
観て幻滅するのもイヤだし。
あさのさんは、心の葛藤(?)を書くのが本当に上手い。
十代の少年少女が感じる、揺れや弱さや強さなど、
大人が感じる何十倍も強くて、力強く描かれている。
それを映像化って、結局表面しかなぞれないんじゃないかな、と思ったり。
・・・観てから話せって感じですね。

ぜひ、ドラマで「原作 あさのあつこ」だけ知っている方。
小説、必見です。
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小説/27

ラブコメ今昔
有川 浩 著

ラブコメ

『図書館戦争』を書いた方の本です。

舞台は『自衛隊』・・・。

と書くと、なんだか二の足を踏んでしまうんですが、
表題の通り、ラブコメ、です。
恋愛短編小説・・・と思えば、ちょっと舞台が特殊職種なだけで、
「自衛官」だから、だとは気になりませんでした。

全6話からなる短編集で、本人(主人公)が自衛官だったり、
自衛官の妻だったり、一般人だったりと、いろんな視点から
自衛官の恋愛話を書いています。
面白かったです。
図書館戦争の時にも思ったんやけど、
有川さんの文章はどことなくマンガちっく。
主人公が生き生きとしている・・・と言うと聞こえはいいんですが。
パッとその情景が頭に浮かんで、登場人物が動いてくれる。
台詞回しも良く、展開も早く、見ていて気持ちが良い。
面白かったり、時に真剣だったり、悲しい出来事があったり、
普通の恋愛小説とはまた違う『特殊職種』だからこそ
書けたんだろうなぁと思います。

やからこそ読み終わって思ったのが・・・。

自衛官も、普通の人達なんだな、ということ。

私の中で、『自衛隊』は普通じゃない。
だって、平和憲法がある日本で、軍隊があるのはおかしいと思うから。

ベトナムやイラクに行ったアメリカ兵の話を聞くと、
本当にこの人達は普通の人達だったんだ、と思う。
「戦争」が、人としての何かを狂わせる。
日本だって、かつて戦争に行った人らは普通のお父さん、お兄ちゃんだった。
当たり前なんやけど、じゃあなんで自衛隊が嫌いかっていうと、
兎にも角にも、その制度が嫌いなんだな、と思った。
そこで働いている人達が嫌いなんじゃない。
アメリカ兵だって一緒。
日本にアメリカ基地があって、安保条約があるという事がイヤなんだけれど、
アメリカやアメリカ人が嫌いなわけじゃない。

今、ふと思いついたんやけど、
警察じゃだめなんかな?
陸・海・空の特殊訓練を受けた専門特殊警察。
警察だから、海上保安みたいなの??で、領域侵犯とか見張れるし。
警察が他国に行くことなんてないだろうし。
警察だから、いざって言う時は頼りになりそうだし、
震災などの自然災害にも全面協力。(っていうか、それが仕事?)
いい案だと思うんですが・・・。
なんか、小説の中身とは全然関係ない話になってしまった・・・。

誕生日会

先週の日曜日に、私と双子の兄の誕生日会を
友人らがやってくれました。
誕生日会、というとなんだか幼稚な響きなのですが(笑)
いつもの仲の良い友人らの誕生日月に
いろんな所へ遊びに行ったり、サプライズをするのが
毎年恒例になっていて、今月は私たち(なんせ双子なのでいつも一緒)

なにをしてくれるのかなぁとダンナや友人に探りを入れるが
秘密、との事。
当日は汚れてもいい格好、というので何をするんだ!?と思えば・・・。

陶芸体験でした!!

これにはビックリ!!

前から自分たちで皿やらカップを作りたいねぇ、とは
話していたんですが、隣町で作れるところがあるとは・・・。

私たちの住む隣の市で(市内からはだいぶ離れてますが)
いつも行く好きな珈琲喫茶の向かいにあると知って
またビックリ。
若い女性の方が(たぶん一人で)やっている所でした。

男子4人、女子3人、子ども2人の総勢9人の大所帯で
真剣に、時にわいわい言いながら楽しく作ることが出来ました。

陶芸3
お皿とコーヒーカップと蓋

陶芸2
仕切りの付いたお皿がスキ

陶芸1
コーヒーカップとティースプーン

よく見ると・・・よく見なければ解らないんですが、
コーヒーカップの持ち手が『9』になってます。
ティースプーンも『9』
陶友さんの『9条カップ』を勝手に真似させてもらいました。
難しいですねぇ~!!

出来上がりは10月くらいになるそうです。
釜いっぱいの作品が出来なければ、火を入れないそうです。
焼くと少し縮むみたいなんで、あと、色もつけてもらえるんで
粘土の時の印象とだいぶ変わるだろうなぁとは思います。
楽しみ!!☆

2人の娘も参加したのですが、
上の5歳の子は粘土遊びの延長で、いろいろ作品を作っていたので、
それも出来上がりが楽しみです。
3歳の子は途中で嫌になり、ほとんど作っていませんが・・・。
2人とも、長時間(3時間も!!)頑張っておれたので良かったです。

とても素敵な誕生日会になりました。
一人じゃ陶芸なんてする機会もないし、やろうとも思わなかったと思う。
みんなと一緒だから出来た体験なんだなぁと思います。
ありがとうございました(^-^)☆

小説/26

魔王
伊坂 幸太郎 著

魔王

この小説は、現在ドラマ化されている話・・・
とは別物です。
漫画化にはなってますが。
私も始めはマンガを友人から借りて読んで、
原作はどんな話なんだろう・・・??と思い
読んでみたのですが・・・。
マンガとまったく違ってました。
ここでは、あえて、違いを言うことはしませんが。
それよりも、内容が、
未だに自分の中で消化されません。
(書きながら整理するので、読みにくい文になるかもしれません。)

兄弟が出てくるのですが、
初めは兄の視点から話が始まります。
二部からは、弟の彼女・・・嫁の視点から書かれています。

内容は、私の中で、ですが、二つ出てきます。
①超能力を持った兄と、兄の死後、勘の鋭くなった弟の話。
②政治家犬養がもたらした政治についての論議。

ほんとに恥ずかしい話ですが、
私は①についてはうまく理解が出来ません。
突如としてその能力に目覚めた兄が、
政治家犬養が社会にもたらす影響について危機感を持ち、
「世界を救うため」に、犬養の言葉を遮らそうと試みる。
けれど、なんらかの超能力的な力によって邪魔され、死んでしまう。

②についてもうまく論議できない。
私の言葉ではうまく説明が出来ませんが、
ここに出てくる政治家「犬養」は、とても良いことを言っています。
小さな党の党首で、まだ若く、魅力ある政治家です。
わたしが(犬養が)政権を獲ったなら、5年で景気を回復させましょう、
と断言する。回復しなかったら、首を刎ねればいい、と。
なぜ日本の政治がここまで腐敗したのか、
景気が良くならないのか、がとても解りやすく話してくれる。
これは多分、著者の伊坂さんの考えなんだろうけれど、
本当に手厳しく、現在の与党を批判している。

私なんか、喝采を送りたくなるほどに。

もちろん、小説の中の民衆も喝采を送る。

小説ではアメリカを批判するんやけど、
(安保問題などについて)
ちょっとそれは極端なのでは?というくらい国民もアメリカを拒否する。
それを見た主人公の兄は、ファシズムの恐怖を垣間見る。
ヒトラーも、初めは小さな党の党首だったじゃないか、と。
口でうまいこと国民を先導し、メディアを利用し、
国を一体化させ、戦争に突入していったじゃないか、と。
けれど誰も兄の言っている「恐怖」が解らない。

だって、犬養は良いことを言っているから。

第二部は、先ほども書きましたが
兄の死後から5年がたち、5年前は弟の彼女だった女性が
妻になって、彼女の視点から社会や、弟(ダンナ)を見ています。

兄の死後からこの夫婦は一切のメディアからの情報を拒否します。
・・・といっても、新聞やテレビからの情報、ということやけど。
社会には関わっているので、そこで初めて彼女は
犬養が3年前に「首相」になったことを知ります。
そして、今回「国民投票法」が発令され・・・。

憲法9条が改正されることに是か非か、国民に問われます。

この本の本当に凄いところは、
賛否両論をきちんと書く、ということだと思った。
彼女の勤務する会社の同僚や上司と飲みに言った時に
憲法9条についての議論がなされるんやけど、
改正すべき、という人と、絶対ダメ、という人が出てくるんやけど、
両方の言い分も説得力があって、もしほんとに改正なんかされたら
一体どうなってしまうんだろう・・・と想像するだけで怖くなる。

私は9条改正には反対なんですが、
話の中で反対派に回る人の不安が、自分の不安とピタリと当てはまり、
「伊坂さん(著者)すごすぎる!!」
と小説の枠を超えて驚いてしまいました。

それでも、『首相・犬養』はすごく理想の政治家に映る。

どうして経済が良くならないのか。
お金が滞ってるからだ。
どこに?
人々の家の金庫に。
なぜお金を使わず、溜め込むのかと言えば、
将来に不安があるからだ。
社会が不安定だから、お金を稼げる時に稼いで
貯めておかなければ安心して老後を暮らせない。

だから、まずは年金問題から着手しましょう。

年金がしっかりしていれば、老後の不安も薄まり、
滞っていたお金も動き出すだろう。
そうすれば経済も徐々にではあるが回復していく。

もちろん議員年金や政党助成金にもメスを入れる。
アメリカにははっきり物を言い、安保を見直し、余分な予算はつぎ込まない。

どうしてこんな理想が構築させ、実行させられるのか・・・。
話が①に戻りますが、政敵や反対者がことごとく脳溢血で病死している。
兄の「死」と同じに・・・。

やはり、そうまでしなきゃ、政治は変えられない、と
著者は思ったんでしょうか・・・。

フィクションなんだけど、
とても考えさせられた一冊でした。

15日

63回目の8月15日が来ました。

つくづく、戦争ってなんやろう??と思う。

ちょっと前までは、戦争って
領地争いや、宗教戦争、権力争いや自国を守るための自衛戦争など・・・
なんだかんだと、人間の負の気持ちで起きるものなのかなぁと思ってた。
けど、最近は
もしかして、金儲けのための
戦争屋の戦争・・・??というのかどうかわからんけれど、
イメージとしては
「越後屋、おぬしも悪よのぉ」
的な、思想・信条とはかけ離れたところで
戦争は始まったり、取引されたりしてるんじゃないやろうか・・・
なんて思ってしまう。

そうゆうのが無くなれば、ぐっと戦争や抗争って減る・・・
ような気がするんやけど。
幻想かな。

夏の思い出

先週の土曜日に、大阪から遊びに来ている
いとこの子(中2男子)と、海へ遊びに行きました。
そこは「海の公園」で、砂浜はないけれど、
海に向かって階段があり、橋がかかっていて
小さな島(?)に行ける、そんなとこ。

私の友人も一緒に合流して、浅瀬でわいわい遊ぶ。
けど・・・。
「あの橋の下は深いんやない?」
「浮き輪があるから、行ってみて」
「どれくらい深い?飛び込みできそう??」

いつもは飛び込みなんてしない私が、
出来る出来る、と言って、中学生を囃したて、
「かっちゃんが出来たらうちも飛び込むーー!!」
と煽り立てた。
橋から海面まで、目測で5~6メートル。
海中は2メートルくらいかな?
私は、高い所は怖くはないけれど、
なにせ飛込みなんて中学生以来!!
いとこの子は、橋の上でだいぶ躊躇したけれど、
「バシャーーン!!」
飛び込んだ!!
すごい!!
ここで大人が嘘をついたらあかんやろ、と
続けて私も飛び込む!!
高くて怖い!!
けど、

気持ちよかった!!

童心に返る、というか(いつもこんなテンションだけど・・・)
自然の遊びって良いですよね。

次の日は日曜日だったので、子どもやダンナも一緒に川へ。

水中ゴーグルをつけて、潜って魚と戯れて(?)
流れて、泳いで、とまた海と違った楽しさがいっぱい!!

今年は去年と違い、仕事をしているので
行きたい時にすぐ海&川へ!!とは行けないのが残念ですが、
夏しか出来ない、田舎じゃないと出来ない楽しみを
まだまだ満喫したいです☆

小説/25

終末のフール

伊坂 幸太郎 著

終末

一体どんな内容の本なのか・・・。
まったく考えずに図書館から借りて読みました。
題名の通り

「終末」

この世の終わり。
後8年後に地球に惑星が衝突して、死の星になる・・・。

こんな事がニュースに流れたら、政府が発表したら、
みなさんはどうしますか?

この「終末のフール」は、そんな世界中がパニックを起こして、
5年がたち、人々が諦めたのか、いったん平穏が戻った
仙台市のとあるマンションに住む人達の話。

短編の連作になっていて、同じマンションの住人なので
面識があったり、少し繋がっていたり。
でも基本、一個人や一家族の短編。

あと三年の命で、やっと家族と向き合えた男の話や、
これから生まれてくるであろう命にうろたえて、
夫として産むべきか、堕胎させるべきかを悩む男の話や、
三年後にみんな同じように隕石で死ぬくらいなら、
妹の仇をこの手で討ってやろうと、復讐に燃える兄弟の話や・・・。

全部がぜんぶ、考えさせられる。

もし自分ならどうする?

絶望して先に死ぬか。
残りわずかな時を、家族で安らかに過ごすか・・・。

死にたくない・・・って思えるのは、
エゴかもしれんが家族がいるからだ。
この短編の中に、妻が妊娠したとわかった時に、
産んで若干2歳で死ぬかもしれない我が子を、
自分はごめんなさいと思って生きるのか、
子どもをもつ幸せも知らずに二人で
残り3年を生きていくほうが幸せなのか、
優柔不断な夫はすごく悩む。

自分に置き換えて、わたしは産むだろうか、と考える。

考えるだけで、わたしは泣けてくる。
たぶんわたしは産む。
エゴかもしれんが、わたしは2歳までしか生きれない
可愛い(であろう)我が子を抱きたい。

なんてゆうか、すごく愛や人間について考えさせられる本です。
フィクションと解っていても、伊坂さんの小説にはリアリティーがある。
ハッピーエンド、とはもちろん言いませんが、
なんとなく、じんわり温かいものが胸に広がっていった小説でした。

ドラゴンカヌー

先日、友人の勧めで「ドラゴンカヌー」に参加して来ました!
友人は夫婦で何度も参加していて、
「絶対面白いから!!」と。
私も前から興味はあったけれど、そうゆう
「特殊なお祭り」
「変わったスポーツ」
的なものは、すすんで自分から乗り込んでいく・・・というほどの
積極性がなく、地元のニュースなどを見て
「あぁ、今年も開催したんやぁ、楽しそうやなぁ」
と眺めていただけだった。
けれど今回は、娘が大きくなった、というのと、
私の友だちも誘うと快諾してくれたというのもあり、
参加してみようと思った。

場所は高知県須崎市というところ。
会場はお祭りのような賑わいで(実際、屋台などが出てお祭りのよう)
良い天気にも恵まれてすごい熱気でした。

8時半に開会式。
すぐに予選がスタートして、24人乗りのドラゴンカヌーが出発します。

08080302.jpg

友人の旦那さんらが乗る「チーム海援隊」

ドラゴンは男女混合でもOK。
けれど、やっぱり男子だけの方が力があるので
早いタイムがでるから、勝つためには有利。
(試合はタイムで競い合います。)
私たち女子は「かわうそ」というドラゴンカヌーより
一回り小さな18人乗りのカヌーに乗ります。

初めて乗る人も多く、みんなでわいわい言いながら
出番を待ち、さぁ出走!!
練習は!??
スタート地点までの間で!!

08080301.jpg

沖から出発して、港にゴールがあります。

結果は・・・最下位でした。

もう、本当にしんどかった。
練習やはじめは「大丈夫!!」
だと思ったけれど、後半はもう、まだか、ゴールはまだか、と
息も絶え絶えで、並んだ前後の人のオールにぶつかるしで
わたし的には散々でした。
チームプレイなのでほんとにすみません!ゆう気持ち。
けど、楽しかった!!
海の匂いや、水しぶき、風を切って走るところなど、
何もかも初めての体験で、迷惑をかけたと思う反面、
みんなと一緒にやった、という気持ちのほうが強く、
「また来年も出させてください!!」
とリーダーの人に言っていた。
快く「やろう!」と言ってくれたので嬉しかった!!

わたしが誘った友達も楽しかった、と言ってくれたので
本当に良かったです。

また来年、次こそは最後まで漕ぎ続けれるように
体力をつけておきます!!

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