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<花や咲く咲く>


花や咲く咲く花や咲く咲く
(2013/08/08)
あさの あつこ

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あさのあつこさんの新刊です。

今回のお話は、戦前の女学校に通う女の子の物語。
感動しました。
面白かった!・・・って言っていいんかな?
面白いなんて言葉が不謹慎なくらい、
みんな一生懸命、理不尽な世界と向き合っていた。

主人公は三芙美という女学生。
イマドキの女の子。
綺麗なものが大好き、オシャレなファッションが大好き。
だけど、もちろん戦中の「欲しがりません、勝つまでは」。
だけど・・・欲しい。
それって「うちらは、非国民やろか」

旅館を営む母の客が持ってきてくれた綺麗な布に、
闇市で仕入れてきたとは判っていても、心を奪われる。
親友3人とその綺麗な布で何を作ろうか、
考えることはすごい楽しいことなんやけど、
もちろん「秘密」
それって「うちらは非国民やろか」・・・になる。

ほんまに悲しい現実。
なんも現代の女の子と変わりがない。
っていうか、あさのあつこさんの書く少女は、
戦前だろうが戦後だろうが、ぶれずに「少女」なん。
好きなものをスキって言うことが悪いことなん?
楽しいことを考えるだけで非国民なん?
おいしいご飯をお腹いっぱい食べたいっていう願いが、
戦地に行っている兵隊さんに申し訳ない・・・非国民・・・?
ほんまに普通の少女たち。

戦争の悲惨さを描く小説は多いやろうけど、
ここまで普通の「夢」を持った少女を描いた小説って、
珍しいんとちがうかな?
すごく考えさせられた本でした。
けど、それだけじゃなく、純粋に面白かったです(^-^)



(小説 47)
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<さいとう市立さいとう高校野球部>


さいとう市立さいとう高校野球部さいとう市立さいとう高校野球部
(2013/08/24)
あさの あつこ

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あさのあつこさん、野球小説の最新作です(^▽^)

あっ!!
前回読んだ小説「グラウンドの空」で書き忘れてたんですが、
皆さん気付いてましたか?
なんと、「新聞 赤旗 日曜版」
で掲載されていた小説やったんです!!(≧∇≦)♪
・・・って気付くわけないか。
うちも後付け見るまで気がつきませんでした(汗)

去年やったかな?
あさのあつこさんが赤旗日曜版で小説を書いていると知った時の衝撃!!
・・・の割に、忘れてて新聞では1~2回しか読んでなかったのですが(^-^;
しかも本をさっき読み終わって、やっと「あの時の!?」
と気付くと言う・・・。
日曜版読者で小説のファンだって人もいたみたいなんで、
是非、本になったよ~って教えたいです(^▽^)

さて、本題。

率直に面白かった・・・かというと・・?
すみませんm(__)m普通くらい。

なんというか、意図した書き方なんやけど、
ちょっとついていけない感じ・・・。
あさのあつこさんは児童書出身やから、
書き方がリアルに「少年」になる。
一人称で書かれてて、主人公の勇作が話すように書いてるんやけど、
それが読みづらい・・・( ̄□ ̄;)
温泉好きな少年(っていうか家族)で、
事あるごとに温泉話を練り込んで来る。
もちろん野球の話しもある。

で、話しの中にもあるんやけど、
野球が一番じゃない。
野球も好きやけど、それ以上に温泉が好き。
今回、ちょっといつもと違う点って言ったら、そこです。
主人公の勇作はピッチャーで、実力もあるんやけど、
中学3年生の時の監督に嫌われて、
一年間ほとんど球を投げさせて貰えなかった。
いろんな高校に甲子園に行かないか、と誘われたけど、
野球イコール甲子園とはどうしても思えない。
ただ楽しく野球がしたい。
プラス温泉に入れたらダブルでサイコー!
そんな気持ちもあって、
さいとう高校に入学してからも、野球部には入らなかった。
けど、幼なじみのバッテリー(キャッチャー)一良は
「うちの監督は変わってる」
と言って、野球部に誘う。
そこで野球部監督の鈴ちゃん先生と出会うんやけど・・・。

イマドキ少年の心の描写を書きたかったんやろけど、
思考回路があっちこっちにとんで、
やたらまどろっこしいです。
多分事実だけ普通に書いたら、半分もページいかんのとちゃうかな?
けど、そこが味といえば味やし・・・。

ラストも少しスッキリせん感じで話の流れを持っていったので、
・・・スッキリしません(T_T)

前回の「グラウンドの空」の方が好みでした。


(小説 45)

〈グラウンドの空〉


グラウンドの空グラウンドの空
(2010/07/17)
あさの あつこ

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グラウンドの詩 (単行本)グラウンドの詩 (単行本)
(2013/07/31)
あさの あつこ

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前回のマンガ「大きく振りかぶって」から、
なんか野球小説にもハマってしまいました(^∇^)

あさのあつこさんの青春野球小説です(^-^)
「バッテリー」が有名すぎて、
新しいシリーズはどんなんやろうなぁと期待半分、不安半分・・・。

期待通り(^▽^)♪
面白かったです!

「バッテリー」との違いは、
登場人物たちの、出会いに感謝するところ。
広島の片田舎の中学校で野球をしている瑞希と良治。
甲子園を夢見る瑞希の目下の悩みは、
チームにピッチャーがいない!ということ。
先輩が卒業して、戦えるピッチャーがいない。
キャッチャーの瑞希には切実な問題。
そしたら、幼なじみの良治が、
「ピッチャー見つけたぞ!」と。
それが転校生の透哉。

彼は前の学校で・・・というか野球部での人間関係で、
心に傷を負う。
登校拒否になった息子を少し休ます感じで、
自分の生まれた田舎へ転校させた母親。

お互いがお互いを求めて・・・って書くとなんかアヤシイですが(笑)
ホンマに出会いに感謝する。
なんかそれが新鮮です(*^-^*)


(小説 43・44)

〈Team・HK〉


Team・HKTeam・HK
(2013/03/12)
あさの あつこ

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あさのあつこさんがハウスキーピングのお話!?
と、びっくりしたのと、帯のあおりに、
「家事力が事件解決の鍵!?」
と書いてあるのにまさかのビックリ!!
あさのさんの現代小説が中高生が主人公じゃなく、
主婦ってだけでも驚きやのに。
やけど、余計に気になりました(^ー^)

主人公は専業主婦の美菜子。
中学生の子供を持つ、普通の、平凡な主婦。
子どもが大きくなったのを機に、
なにか仕事をしたい・・・と思っていても、
引っ込み思案で人と話すのが苦手な美菜子に、
合う仕事がなかなか見つからない。
そんな彼女が家のポストに入っていたチラシを見て、
「家事力、主婦力、主夫力を発揮させませんか」
の言葉に胸を打たれる。
私でもできることがあるのかも・・・。

ほんまに「平凡な主婦」!
やけど、真面目でお掃除が好きで、
平凡な中にある幸せを見つけられる人。
うわ~!!
ヤバイ、掃除がキライなうちには耳が痛い!(><)
キレイにすると心も綺麗になる。
・・・気持ちはわかる。
うちもきれいな部屋は大好き!
わかってるんやけどなぁ~・・・。
・・・頑張ります!!(爆)

「事件解決」っていうのは、ちょっと大げさかも。

チームHKには個性的な面々が揃ってて、
そこも見所です(^ー^)
続編希望!!
娘の香音ちゃんが「お母さん、こんなメンバーの中で働いてるの!?」
っつって、ちょっと見直しちゃったり、
入り浸ってメンバーの樹里ちゃんと仲良くなったり・・・。
・・・切望します(笑)


(小説 42)

〈白兎シリーズ〉


透明な旅路と透明な旅路と
(2005/04/27)
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地に埋もれて地に埋もれて
(2006/03/21)
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白兎3 蜃楼の主 (白兎 3)白兎3 蜃楼の主 (白兎 3)
(2012/09/27)
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白兎4 天国という名の組曲 (白兎 4)白兎4 天国という名の組曲 (白兎 4)
(2012/09/27)
あさの あつこ

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「透明な旅路と」と「地に埋もれて」は読んだことがありました。
けど、このブログに載っていない??
なんでやろうと思ったら、このブログをはじめる前に読んでました。
2007年以降やから、6年以上前!
ほとんど内容を覚えてなかったので、もう一度読み返しました(汗)

シリーズ、となってるけど、一冊ずつの読み切りです。
白兎という正体不明の少年が出てきて、
主人公の生と死にまつわる事柄をそっと見守る・・・。

「透明な・・・」は一人の女を殺したという男が、
故郷に帰る(逃げる)途中で白兎と少女を拾ってしまう。

「地に埋もれて」は、恋人と一緒に心中したはずなのに、
自分ひとりだけが死んで、藤のたもとに埋められていた所を、
白兎に掘り起こされ(仮死状態で死んでなかった)、
自分の人生を見つめ直す・・・ゆう話。

「蜃楼の主」は前作とちょっと変わってて、
室町時代(?烏帽子とかが出てくる時代)の盗賊の話から始まります。
あれ?現代じゃないんやぁと思ったら、200年近くの時をこえて、
死者の魂が現代の少年に蘇る・・・。
白兎はそんな時代さえも超えて、見守る存在であり続ける。

「天国という・・・」は現代の老人ホームの話。
けど特殊な施設で、金持ちが終の棲家としての場所を求めて、
死を間近に控えた老人たちが集う場所で、
主人公の女性はスタッフ(看護婦長)として働いている。
その施設が嵐にあい、道が封鎖され陸の孤島になる。
そんな中、スタッフ、オーナー間で問題が起き、
殺人事件が起き・・・。

全体的に、さらっと読めました。
テーマは重いんやけど、なんでかな?
気持ちがシンクロすることがないからかなぁ。
あさのさんの小説はけっこう心にグサッてくることが多いんやけど、
今回の話は普通に読み物として楽しめました。

(小説 23・24・25・26)
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