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〈妖国の剣士〉


妖国の剣士妖国の剣士
(2012/10/11)
知野 みさき

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前回、デビュー作「鈴の神さま」でも書きましたが、

これがデビュー2作目って!!
ホンマに凄い!

めっちゃくちゃ面白かったです!!(^0^)♪!!

ファンタジー時代小説(?)です。
架空の世界、やけど江戸時代のような世界で、
国の成り立ちそのものから架空の世界を作り出してるんやけど、
すごいリアリティーがある。
・・・っていうか、妖魔が出てくる時点で、
リアリティーもなんもないのかもしれんけど、
妙に説得力がある。
「十二国記シリーズ」が好きな人は、この小説も好きやと思います。

主人公の夏野は幼い頃、少し目を離したすきに、
まだ赤子だった弟を誘拐され、行方が分からなくなっている。
自分を責めながら、女だてらに剣の稽古に励み、
免許皆伝をとり、強くなった上で、17歳になって都に行き、
行方不明の弟を探そうとする・・・。

主人公はもう一人いて、ほんまはこっちの方が主人公なんかな?
文武両道、眉目秀麗、だけど地位や名誉はいらねぇ、
っていうか地位も名誉も手に入るところにいるのに、
弟に家督を譲って、気ままにその日暮しをしている男。
もちろんそれには色々訳があって・・・。

真面目な話で、楽しさ、面白さはないかもしれんけど、
グングン話に引き込まれてしまう。
世界観がちゃんとしてるから、嫌にならない。
それよりも、是非シリーズ化して欲しい!!
熱望です!

ファンタジーとして読まなくても、
時代小説が好きな人やったら、違和感なく読めると思います(^ー^)

(小説 22)
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〈鈴の神さま〉


鈴の神さま (一般書)鈴の神さま (一般書)
(2012/07/14)
知野 みさき

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図書館の司書さんにオススメしてもらいました。

当たり!
面白かったです!!(^ー^)♪

豊かな自然に恵まれた山間の小さな町、高野町。
四国が舞台・・・となってますが、
特定の場所は書いてなく、方言もキツくないんで
詳しくはわからんのやけど、
のんびりとした南国の空気はすごい伝わってくる。

この話は高野町に住む鈴の神さまを、
「見ることのできる」人たちの話。
全部が短編で、題の副題に「1996年 春」のように
年号が書いてあって、その年の高野町にいた人が、
ひょんなことから小さな(5歳くらいの)男の子と出会う。
男の子の名前は「安那」といい、お供の狐目の青年は「楓」。
安那様は鈴の神さま・・・なんやけど、全然神さまらしくない。
千何百歳らしいんやけど、子どものままの姿で、
かわいくって、甘いお菓子が大好きで、
お目付け役の楓の目を盗んで遊び回るのが大好き。
鈴の神さまが見えるのはほんまにごく限られた人だけなんやけど、
町のみんなはなんとなく、
この町は鈴の神さまに守られてるんやなぁと感じている。
何かをしているわけじゃない、ただ「ある」だけなんやけど。
変わらず「ある」だけで、その土地を守っている。

「1945年 夏」など、戦時中の話もでてくるんやけど、
戦争中の悲しみなんかもちゃんと感じれるのに、
鈴の神さまの存在に救われる。
ほろり・・・ときます。

どんな人がこの小説を書いてるんやろう??と
思って裏書を見たら、この小説がデビュー作!!
2010年に書いて、2012年に角川春樹小説賞を受賞して
この本が発行されたみたい。
年齢はうちより5歳年上の41歳。
これからが楽しみの作家さんです(^ー^)

                  〈小説8〉
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