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〈七つの会議〉


七つの会議七つの会議
(2012/11/02)
池井戸 潤

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今年初読みです(^-^)!

前回読んだ池井戸さんの小説、
「下町ロケット」と「空飛ぶタイヤ」は
中小企業の堅実な社長さんが主人公の話やったんやけど、
今回の話は大手の大企業の下請け・・・というか、子会社の話。
子会社と言っても大企業の下やから、それなりに大手で、
たくさんの人が働いている。
そんなたくさんの人の思惑やら考えやら、
ライバル意識やらを、ほんま細かく書き出している。
池井戸さんの特徴なんかな?
登場人物がすごい今回は多くて、
けど、その登場人物すべての生まれや環境、
人格形成に至った過去、バックグラウンドを書き出している。
なんでこの人はこんな考え方をするんやろう?
なんで今回こんな行動を起こすに至ったんやろう?って。
(ほんとにサブ的な人まではさすがに書き出してないけど。)
えぇっ!?その人の過去って、いる??っ的な人もいたり(^-^;
なので、いろんな人物の視点から一つの「事件」を見れて、
すごく分かりやすいんやけど、
感情移入出来るヒマがなかった、というか。
女のうちとしては、感情移入して物語にのめり込みたかったけど、
人物の詳細を描いているようで、
結局事件の真相を追うほうに焦点を当ててるから、
いまいちのめり込めなかった。
一人ひとりはすごい人間味溢れてええねんけど、
「下町ロケット」のように追求した感情じゃないからかなぁ。
って、比べられても困るやろうけど(汗)

それでも面白かったです!
池井戸さんの愛情というか、正義がすごい伝わってくる一冊でした♪

スミマセン!今年からタイトルに本の題名を書いて、
年間冊数のカウントをブログの最後に、
こっそりナンバリングしたいと思います。
・・・というわけで(笑)   小説(1)
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小説《15》

空飛ぶタイヤ空飛ぶタイヤ
(2006/09/15)
池井戸 潤

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面白かったです!!
「下町ロケット」とどっちが面白かったって!?
甲乙つけがたいです!!
一気に読めました。
次が気になって、展開が良くって、
後半からはほんまに止まらんかった。

けど、基本、下町ロケットとは同じ。
父親の会社を継いだ二代目社長が主人公で、
わからないなりにも一生懸命会社を経営して、
家庭にも問題が起こるが
(夫婦関係は良好やけど、子どもの事で。)
会社の危機と平行して解決に向かっていく・・・。
今回の「危機」も下町・・・と同じで大手有名企業が相手なんやけど、
危機は「事故」で、死者が出ていることが違う。

主人公が運営する運送会社のトラックのタイヤが走行中に外れ、
歩道にいた親子連れの母親に直撃し、死亡させてしまう。
新聞や雑誌にも取り上げられ、
運送会社の整備不良のせいにされてしまうが、
会社の整備は万全で・・・。

これは大手有名(財閥)自動車会社の腐敗を描いてて、
実際に起きたリコール問題と酷似しているそうです。
もちろんフィクションなんやけど、
なんやこのリアリティーは!!?とビックリしてしまう、
会社や世間の状況、風当たりや、他の中小企業の諦めた感じが
(大手の会社にモノを言っても仕方ない・・・的な)
リアルすぎて怖かったです。
やから、余計最後のハッピーエンドは・・・爽快でした(^-^)
もちろん勧善懲悪まではいかんし、
動いている人間の全部が正義のために動いているわけじゃないんやけど、
結果、主人公の頑張りで周りが動かされていく。
面白かったです!!

小説《5》

果つる底なき果つる底なき
(1998/09)
池井戸 潤

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「下町ロケット」を読んで、池井戸さんのほかの小説も
読んでみたいなぁと思い、図書館で探したら、
この本がありました。
一番読みたかった「空飛ぶタイヤ」は違う図書館にあって、
お取り寄せ(?)してもらうことになりました。

この本は江戸川乱歩賞を受賞していて、
ということは・・・ミステリーです。
サスペンスミステリー?

主人公は銀行員で、いつもの朝、営業に出ようとすると
仲の良い友人の銀行員から「貸しだ」という言葉をかけられ、
何のことかもわからないまま別れ・・・その後、
その友人は死んでしまう。
車内の中で蜂に刺されてショック死してしまうんやけど、
事故か事件(他殺)かはっきりしない。
けれど、主人公の伊木は友人の仕事の引継ぎをしていく中で
不審な点をいくつか見つける。
昔の伊木の仕事にも関係することで・・・。

作者が元銀行員、ゆうことで、
この特殊な職業の内部がかなり詳しく描かれていて、
分かりやすいんやけど、難しい、というか。
お金の事とか、中小企業の経営の話とか、
どんな流れで「倒産」するのか、とか・・・。
分かりやすく書いてるから、理解は出来るんやけど
うちにはちょっと敷居が高かったかな?
あと、サスペンスゆうことで(?)まぁ人が死ぬ。
で、ミステリーやから、最後にならな犯人がわからない。
その殺人(自殺と見せかけた殺人)はなんか理由があるん!?
ゆうのが後半2件ほど立て続けに起きて、
共犯者もあっさり、、、ゆう言い方は失礼やけど、死ぬし。
死ぬ話が苦手なうちにはちょっと・・・でしたが。
最後まで気になって読んだんで、ミステリーとしては
面白かったです。
ってゆうか、うち、昔は結構ミステリー好きで読んでたのに(汗)
なんか論点がずれたなぁ。スミマセン!!

小説《4》

下町ロケット下町ロケット
(2010/11/24)
池井戸 潤

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ヤバイです!!
今年まだ一月にして
今年最高の面白い本を読んでしまいました!!

すっごい面白かったです!!
不覚にも(オチが分かっているにも関わらず)
泣いてしまいました。
うちのズバリ好みのハッピーエンドで、
途中から、これはええ終わり方するの当たり前やろ!!
絶対ハッピーエンド!!!
と、分かっていたのに、最後は涙が止まらなかった。
もちろん嬉し泣きです。
ヤラれたーーー!!

・・・ちょっと落ち着きます(笑)

この小説は直木賞を獲っているので、知ってる方も多いかな?
うち、直木賞作家とは相性良いです(笑)
三浦しをんさんもそうやし。

話のおおまかな内容は、
最初に、主人公が研究者として
種子島宇宙センターでロケットの打ち上げを行うんやけど、
失敗してしまう。
その後、責任を・・・というのもあるが、
町工場の社長をしていた父が倒れたのを機に
研究者をやめ、二代目社長として経営者になる。

最初っから、怒涛のように問題が山積みで、
中小企業の大変さが書かれているんやけど、
佃社長は諦めない。
めっちゃくちゃ悩むんやけどね。
悩むし、裏切られるし、父子家庭で家には反抗期の娘がいるし、で
安らげる事なんてないんやけど、夢を諦めない。
仕事を仕事と割り切れないというか、金儲けの為だけと考えられない。
ロケットエンジンに必要な特許を取得するんやけど、
中小企業のエンジン開発には無用の長物の特許で、
大企業が売ってくれ、と打診してくる。
売ればそれだけのお金が入ってくる。
けど、どうしても手放す事が出来ない。
自分たちで作ったロケットエンジンを大空へ飛ばしてみたい。
しがない中小企業でも、それだけの実力がある。
四面楚歌ってゆうのかな?
社長やからみんな頷きはするけど、
若手の社員たちは、初め猛反対する。
けど、だんだん味方が増えてきて、
大企業の横柄な態度にみんなのプライドが刺激されてきて、
会社の皆が一致団結しだす。
もう、読み出したら止まらなくなる。
怒涛の如く話が進んで行き、最後、ハッピーエンドってわかってるのに、
読む手が止まらない。
どうなるんや、どうなんや!?って(笑)
佃社長の夢が、みんなの夢に変わる時に、
ほんまに良かった・・・って。
感動しました。

内容が分かってても(笑)是非!!の展開です。
この方(池井戸さん)の違う小説も読んでみたいです。
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