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〈恋文の技術〉


恋文の技術恋文の技術
(2009/03/05)
森見 登美彦

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前回、間違えて(失礼!!)森見さん読みたいなぁと思ってたら、
読んだことのない本が隣の市立図書館で見つかったので、借りてみました。
面白かった~!(^ー^)!!
あぁ・・・腐れ大学生具合がハンパない・・・(笑)

主人公の守田一郎は、春から京都の大学をいったん離れて、
能登半島の研究所に行くことになる。
そこで「文通武者修行」と称していろんな人に手紙を書きまくる。
大学の先輩や後輩、妹、ちょっと前まで家庭教師をしていた生徒の男の子。
そして森見登美彦氏にまで!!(大学の先輩後輩の仲)
ちょっと本が売れてファンレターが届くからって、
大きな顔をするな、と言わんばかりの手紙を主人公の守田一郎は書く。
痛快で面白いです!

とにかく本編すべて手紙!
状況説明なんか全然なく、最初から最後まで守田一郎の手紙の文だけで
10ヶ月間、語られます。

なんやろう、このグダグダ感は(笑)
最初、手紙ばっかりやから、ちょっとマンネリというか、
グダグダすぎて飽きるかなぁと思ったんやけど、
グダグダには変わりないんやけど、
腐れ具合が中毒になります(^ー^;


(小説 29)
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小説<45>

ペンギン・ハイウェイペンギン・ハイウェイ
(2010/05/29)
森見 登美彦

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この本はファンタジーです。
森見さんの小説を連続で読んできたけど、
この本はガラッとイメージを変えてる。
京都が舞台じゃないし、腐れ大学生も出てこんし。
日本のどこにでもある新興住宅地を舞台にしてて、
小学4年生の男の子が主人公。
この本の書き出しが、

「ぼくはたいへん頭が良く、しかも努力をおこたらずに勉強するのである。
だから、将来はきっとえらい人間になるだろう。」

から始まる。
コレだけ読んだら、なんだこの生意気な小学生は!?ってなるけど(笑)

「他人に負けるのは恥かしいことではないが、
  昨日の自分に負けるのは恥ずかしいことだ。」

すごいな!名言!!
小学4年生にしてすでに悟った所のあるぼく、アオヤマ君は
毎日成長するし、それをノートに書き込んでいく。
研究することはたくさんあるし、冒険する事もある。
こんな小学生はいややなぁと思うけど、
何かを知りたい!!っていう気持ちはこんなに純粋なんや、と
改めて思ってしまう。
物語は彼の町に突如ペンギンが出現した事から始まる。
そのペンギンについて研究する事にしたんやけど、
謎の歯科助手のお姉さんを研究したり、
友だちと見つけた「海」を研究したりするうちに、
全てが1つのナゾだということに気がつく。

この話は大人がみんな良い人で、
全然嫌な気持ちにならない。
「スズキ君」というガキ大将が出てきていじめたりするけど、
ジャイアン的な、というか。
ラストはちょっと寂しい気持ちにはなるけど、
読後はスッキリです。
面白かった(^-^)!


話が小説から少しずれますが、
本ブログ「本読みな暮らし」というのを書いてる方が
(個人的にめっちゃ好きなブログです!!
最近読み始めた作家さんのほとんどはこの方のブログを読んで
面白そう!!と思って読んでます。
で、実際面白い!!好みが似ています(^-^))
・・・話が反れた(汗)
この方が「ペンギン・ハイウェイは、村上春樹氏の
『海辺のカフカ』の主人公を小学生にしたような感じ」
と書いてるんですが、言いえて妙!かも!?
彼の近所の喫茶店の名前を「海辺のカフェ」と名付けていたり、
自分の事を「ぼく」と言い、
カタカナで「アオヤマ君」「ウチダ君」
お姉さんは名前すら出てこず「お姉さん」。
もちろん村上春樹さんの文体とは全く違うんやけど、
森見さん、村上春樹氏好きなんかな!?と思ったら
違う意味で好感がもてる、というか(笑)
読後はすっきりなんやけど、
『海辺のカフカ』読み直したくなりました。

小説<44>

四畳半王国見聞録四畳半王国見聞録
(2011/01/28)
森見 登美彦

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さっきアマゾンを見て知りました・・・。
これは続編!?
「四畳半神話体系」ってゆう本が2004年に出ています(爆)
そっちを先に読めばよかった・・・。
ってゆうか図書館になかった(泣)
それを読んでたら、面白く思えたんかなぁ。

面白かったけど、残念ながら、
すごくは面白くなかった。
京都の大学生が狭い学生アパートの四畳半で
世界を作っていく、ゆう話です。
・・・大雑把すぎでどんな話かさっぱりわからんやろうけど、
読んだうちも実はよくわかっていない・・・。
この本も「阿呆」です。
しかも「阿呆神」というのも出てきます。

なんか、ほかの大学生の頃の小説にも通じるんやけど、
この時のバカ騒ぎってゆうか、一途な想いや
空回りする気持ちって、すごく良くわかる。
うちの二十歳の時もこんな感じやったなぁって。
やけど、それにしてもコレは特殊すぎて(苦笑)
・・・「四畳半神話体系」探して読んで見ます。

小説<43>

有頂天家族有頂天家族
(2007/09/25)
森見 登美彦

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まさしく「有頂天家族」!!
けど、その家族ってゆうのは「狸」!!
すごく面白かったです(^-^)!!

この話の要は「家族愛」やけど、
要所要所に出てくる言葉が
「阿呆の血のしからしめるところ」
と言うとおり、全体的にはいつもの森見さんの阿呆さ全開です!
でも纏まりが良いと言うか、ほんまに阿呆なんやけど、
狸やからか(笑)阿呆さ加減も可愛い。

舞台はいつもの如く京都で、
登場人物は、狸と天狗と人間。
最初は主人公の狸、矢三郎が隠居した天狗の師匠を
見舞うところから始まって、
だんだん物語の人物(狸やけど)相関図がわかってくる。
そんなに難しくないけど、わかってくると、
なんでそんな関係なんやって事がわかって納得できる。

家族構成は
宝塚が好きで雷様が怖い母親、
真面目な長男、矢一郎、
父の死がきっかけで井の中の蛙に変身したまま
狸に戻れなくなった次男、矢二郎。
三男に変身が得意でちゃらんぽらんな主人公の矢三郎、
弟の四男に一番弱虫で、すぐ尻尾を見せてしまう矢四郎。
父は狸界の長やったんやけど、
矢四郎が小さい時に人間に狸鍋にされて食べられてしまった。
その事に対して、特に人間を恨んでいるとかそうゆうんはなくて、
年末に毎年恒例狸鍋を開く「金曜倶楽部」という人間たちには
警戒している。
・・・矢三郎はその中の1人、人間で、でも天狗の力をつけた
美女、弁天が好きなんだけども。

全体的に面白おかしく、けどなんかホロリとするところもあって、
一冊の纏まりが良くてすごく読後感は満足しました♪

小説<42>

夜は短し歩けよ乙女夜は短し歩けよ乙女
(2006/11/29)
森見 登美彦

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「宵山万華鏡」に続き、森見さん2作目です(^-^)!
はっきり言って、今回、
「宵山~」より断然面白かったです!!!
すごい面白かった!!

2人の主人公が交互にその時の状況を説明しながら
話が進んでいくんやけど、
1人の女の子(大学1年生)が自由に行動するのを
男の子(大学3年生)が「ストーカー」する。
そんな病的じゃないけど(笑)これって恋するストーカーやん!って。
同じクラブに彼女が入った事によって、彼は恋をする。
ただのその他大勢の「先輩」は嫌だ!!と
なんとか彼女の目に留まろうと画策するんやけど、
個性豊かな脇役が、これでもか!!とゆうぐらい
(狙ったわけでなく)邪魔をする。
けど、最後はなんとなく先輩の思った通り行くのに、
勇気がなくて(笑)結局そっけない言葉しかでない。
それを後から七転八倒しながら苦悶する。
「恥を知れ!しかるのち死ね!」
とは先輩の名台詞(笑)
うわぁーー!!ってゆうくらい突っ走るんやけど、
ふと我に帰って「うがぁーー!!」ってなる。
めっちゃ共感出来ます(笑)
でもこれは突っ走ってる時に読むとそのまんま恥かしいと思うけど、
年をとって若い頃を思い出しながら読んだから
この若者のテンポが面白いんかな?
ありえん設定というか、状況やのに、
すべてこの若者の恋をしている目線が、
彼女がいる限り、そんなの関係ない!!
ってゆうこの状況を面白くしている。
というか面白く感じます。
妄想万歳!!
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