スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

〈夜の国のクーパー〉


夜の国のクーパー夜の国のクーパー
(2012/05/30)
伊坂 幸太郎

商品詳細を見る


続けて伊坂さん作品です!
これは・・・正直、面白かったです!!
なんせ猫が主人公!(笑)
そしてファンタジーです。
もう一人の主人公はいたって普通の公務員の青年。
真面目に生きていたはずなのに、
妻の浮気が原因で、みょうに家に居たくなくて釣りに出かけたら、
船が難破して、知らない世界へ来ていた。
そこで猫のトムと出会うんやけど、その猫が話しかけてくる。

猫がしゃべる時点でファンタジーやん!と
ツッコミを入れたくなるけど、そうではなくて、
猫はネコの世界だけでしか会話はできないはずなのに、
なぜかもう一人の主人公「私」とは会話することが出来た。
そこで「私」は猫の住む世界の「人間」たちの国情を知るんやけど・・・。

異世界(と敢て言うけど)では、壁に囲まれた自国(鎖国状態)と、
見たこともない敵国(大国)が戦争をしている。
けど、大敗したんで、敵国が自国を平定しに来た。
そこで自国民は初めて「銃」と「馬」を見る・・・。

いろいろ伏線があって、嘘や虚実も織り交ぜて、
最後は「あぁ!」みたいになります(笑)
けど、してやられたよりも、なるほどそう持ってきたか!の方が強いかな?

小さな自国と巨大な敵国との力関係の話や、猫と鼠の話(力関係)など、
戦争についての伊坂さんの持論みたいなのがわかります。


(小説 20)
スポンサーサイト

〈PK〉


PKPK
(2012/03/08)
伊坂 幸太郎

商品詳細を見る


久しぶりの伊坂さんです(^ー^)
面白かった!
・・・とは手放しに言えないところが伊坂さんらしい(?)

この本は3つの章からなってて、話が違うんやけど、
ちょっとづつ重なることがあって、伏線のようになっている。
けど、やっぱり伏線というんはちがうんかなぁ?
最後、ちゃんと伏線回収するんやけど、
なんかモヤモヤが残る不思議な感じ。
あとがきを読んだらそれも納得で、
この3章は全部違う雑誌に掲載した短編で、
一冊の本にするにあたって少し改稿し、まとめたらしい。
〈PK〉は、サッカーのPKと、
超能力者の意味のPKの意味と、両方。
真面目な政治家と、真面目なサッカー選手と、
真面目な防犯の営業マンと、真面目な(?)小説家が出てきます。
ちょっと不思議で面白い話でした。

〈小説 19〉

小説《25》

しあわせなミステリーしあわせなミステリー
(2012/04/09)
伊坂 幸太郎、中山 七里 他

商品詳細を見る


前回の伊坂さんつながりで手に取りました。
4人の作家さんの短編集。
うちは伊坂さんの本しか読んだことがなくて、
新しい作家さんが知れる良い機会やと思って読みました(^ー^)

題名にもある通り、ミステリーなんやけど、幸せ。
「死者がでない」ゆうことで、うち向けの一冊です♪
最近死者が出る本がミステリーにしろ、サスペンスにしろ、
人情もの(ハートフル)にしろ…どうも苦手。
なので、安心して読み進めました。

伊坂幸太郎さん。「BEE」
殺し屋さんの日常(?)
家に帰ると家族がいて、
息子は自分に似ず頭が良く、恐妻の顔色を伺う日々。
家族には秘密にしている裏の顔が殺し屋。
今回の話はミステリーというか…蜂退治の話?(^ー^;
家の庭に蜂の巣がある。
妻は怖いから業者に頼んで処理してもらって、と言うが、
盆休みでどうもしばらく休みらしい。
けど、処理をしないと妻が怖い…。
それとは別に、裏稼業からも刺客に狙われる…。
なんか、シュールで面白かったです(^ー^;

二作目は中山七里さん。
初めて読む方です。…っていうか、伊坂さん以外は全員初めて。
「二百十日の風」
過疎化した村を救うべく出された行政の決断が、
「産廃処理施設の設置」…。
故郷が大好きで、故郷の自然と思い出を守りたい
小学校教諭の夏美は、真っ向から対立します。
けど、こんな過疎化した村で、特産物もなく、
働く場所さえない現状…。
こんな村って、全国にたくさんあるろうなぁと思う。
結局解決はするんやけど、無理やりな感じで
後味スッキリ…!とはいえんかった。
けど、この作者の主張には同意できたから(うちも反対!!)
他の長編を読んでみたいです(^ー^)

三作目は柚月裕子さんという方。
「心を掬う」
この方も読んだことがないんやけど、
「佐方検事シリーズ」ゆうんがあるらしく、
その佐方検事が出てきます。
増田検察事務官ゆう人が検事の補佐…というか、
雑用をするんやけど、なんかいいコンビで、
読んでいて楽しかったです(^ー^)

トリは吉川瑛梨さん。
「18番テーブルの幽霊」
これも作者の人気シリーズ「アゲハ」…というのがあるそう。
ハラマキこと、原麻希捜査官。
今回の主人公(?)は愛娘の菜月ちゃん、8歳。
知り合いのレストランに招待されて、
「18番テーブルの幽霊」の謎を解いてくれ、と頼まれる。
…本当は母親の原麻希さんに頼んだんやけど、
仕事が入って遅れてくる…ゆうことで、先に話を聞くん。
そうこうしたら、お互い事件に巻き込まれて…。
なんか、やっと「ミステリー」らしい短編が(笑)
「しあわせなミステリー」らしく、円満に解決して良かったです♪

全体的に読みやすく、(一応)ハッピーエンドなんで
うちにはあってたと思う(^ー^)
新しい作家さんにも出会えたし、
今回登場する主人公たちが出てくる本も、
読んでみたいなぁと思いました。

小説《24》

オー!ファーザーオー!ファーザー
(2010/03)
伊坂 幸太郎

商品詳細を見る


久しぶりの伊坂さん!!
前からこの本はおすすめされてたんやけど、
最近伊坂さんと距離をとっていたんで、手が出ず…。
職業・殺し屋さん的な登場人物が出てきたら…と思ってたんやけど、
今回の小説はそれがなく、
めちゃくちゃ面白かった!!O(≧▽≦)O
あとがきを読んで納得したんやけど、
伊坂さんはある時期に書き方を変えたらしく、
この小説は変える「前」の本らしい。
新聞連載していたみたい。
で、なかなか本にならずに眠っていたそう。
うちはミステリー色が強い小説よりも、
キャラクターが個性的で楽しい、
「陽気なギャングが地球を回す」や「砂漠」みたいな
小説のほうが好きやったんで、すごい楽しかったです♪

高校2年生の主人公由紀夫には父親が4人いる。
母親に求婚した…ゆうだけじゃなく、
由紀夫の父親かどうかも調べてないので不明(笑)
謎はナゾのまま…4人が4人とも「俺が父親」やと思っている。
その父親がどれも個性的で(魅力的で)、
由紀夫の人格形成にも大いに影響してるん。
やけど、由紀夫自身は(父親が4人いること以外は)
普通の高校生。
今回は周りの友人(?向こうが勝手に寄ってくる…。)
がトラブルを抱えて由紀夫を頼りにしてくる。
それを断れん由紀夫も由紀夫なんやけど(笑)
いろんな伏線が最後綺麗に回収される、ゆうんは
読んでいてすごいスッキリします(^_^)♪




小説/35

砂漠
伊坂 幸太郎 著

砂漠

この小説は主人公・北村の大学生活を描いた話です。
なので四年間で終わります。
読後ははっきり言って
もっと読んでいたい!!
4年なんて短すぎる!!
と思うくらい。面白かったです。

内容自体は友情の事や恋愛、麻雀、ちょっとした事件や事故
などです・・・友情のほうが強いかな?
冷静でちょっと高みから物事を観察しがちな
主人公が、友人4人(彼女を入れたら5人)と出会って
少しずつだけど変わっていく。

普通の青春小説かな、と思わないでもないんやけど、
何気ない布石が後からパチパチとパズルのピースが
当てはまるように完成されていく。
さすが伊坂さん!!
と脱帽します。

自分の大学生活なども思い出されて懐かしく、
とても面白く読めました。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。